デンバーの中心部は,コンパクトかつ整然としています.街は16番街というショッピング通りを中心に広がっていて,米国には珍しく,歩いて行ける範囲に行政各機関や美術館,いろんなお店が納まっています.なので,会議の終わった後は,毎日,夕食をとりつつ,街をぶらぶら(8時半まで余裕で明るい),さらに今日は,日中も市内観光してきました.まずは,その16番街.
一般車両は乗り入れ禁止で,電気モーターで走って16番街を往復する「無料ハイブリッドバス」なるものが走っています.そのため,排気ガス臭くはなく,周囲の飲食店は皆オープンカフェになっています.大きなビルが単なるシカクじゃなくて,しゃれた形になっているものが目立ちます. 大リーグ,コロラドロッキーズの本拠地,クアーズフィールド.標高が高い所にあるので,球がバカスカ飛ぶ球場なんだそうです. これは大陸横断鉄道「アムトラック」の駅なんだそうです.過去の出張も含め,アメリカで鉄道の駅を見たのはこれが初めてかもしれません.リッパなものですけれど・・・電車は一日一本.アムトラック,経営,大丈夫なのかな? こちらは「モリー・ブラウン」の家.なんでもタイタニック号の事故で生き残った富豪で,とても有名な人らしいのです.映画「タイタニック」にも出て来たみたい. こちらは,デンバー美術館.今は印象派展をやっていて,その垂れ幕が16番街をにぎわしています.印象派展はルノワール,モネ,マネなどの,代表的な印象派画家と,同じものを題材にした,より古い時代の絵を並べて比較してあり,なかなか見応え有ります.対して常設展示は・・・私にゲージツが分からないからかもしれませんが,ちょっと玉石混交ぎみだし,まとまりが無い.いやぁ,印象派展やっていて良かった〜!というのが正直な感想. 建物全体が尖った鉄格子で囲まれたここは,造幣局(US MINT).アメリカで流通するコインはここデンバーかフィラデルフィアの造幣局で作られるんです.ご存知の方も多いと思いますが,今,米国で発行中の¢25コイン(クオーター)には,50個ある各州のそれぞれを代表する模様が彫り込んであります.一年5州のペースで,2008年末で50州全部が出揃う予定.今はニューメキシコを発行中です.そして造幣局のギフトショップ内で両替機を発見!首尾よくデンバー造幣局製ニューメキシコ州コインをゲット致しました. ピカピカです!ノックスビルへのお土産はこれで決まり.テネシーはアメリカ東部なので,フィラデルフィア製が多く,最新のデンバーコインはコレクターには価値が高いのです!・・・ちなみに,真中のは1ドルコイン.”ステートクオーター”プログラムが今年で終わるのを受けて,去年から新しく始まったのは歴代大統領の顔が入った1ドルコインのプログラム.クオーターほどの盛り上がりが期待出来るかは,はなはだ疑問ですけれど,こちらも取りあえず1枚ゲット致しました.
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