上期の7月から9月まで,会議ラッシュの今年.今度は中国で大小2つの会議をはしごします.一つ目の会議は,ウルムチ.北京乗継ぎで向かいます.一日で目的地到着も可能ではあるものの,旅行代理店の担当者さんに「中国で乗継ぎは避けた方が良いかも」と言われ,北京経由にすることに.
成田空港には,例のFly!パンダ(767)も居るけれど,私が乗る北京線は747.国内線機材かもしれないと覚悟していましたが,ゲートの向こうに鎮座するウィングレット付きの飛行機をみてちょっと安心.乗込んですぐ右手にバーがある,元祖「シカゴスタイル」の機体でした.青と紫に塗り分けられたエコノミーシートと,すべての座席についた,いまやクラシカルなテレビ画面が,1999年(だったかな)に初めてアメリカ出張に行ったときの記憶をよみがえらせます.あのときはがらんがらんで,3列並びのシートの手すりを跳ね上げて,横向きに寝そべって行ったなぁ...画面は,一つはフライトマップ,一つは機外カメラにして,もう一つで映画を見たりゲームしたり・・・.さてさて,今回はきちんと(?)満員のお客さんを乗せて飛び立ちました.FLY!パンダではないものの,機内グッズにはあちこちにパンダが付いています.スナックもコップも,専用パンダプリント!
担当になった中国人のCAさん,行動がANAっぽくなくて面白いです.例えばおしぼり.うとうとしかけた私の眼前に突如現れたビニール入りの消毒ナプキン2袋.見上げると,CAさんがアゴで「隣の人に回せ」の合図.それに飲み物.カートを転がし,大きな声で「ビールどうですかぁ?」「ワインどうですかぁ?」「おかわりどうですかぁ?」.面白いので,ついつい頼み,北京に付く頃にはちょっといい気分になってしまいました.小さな所で国民性の違いが出るものですね.
北京国際空港は意外なほど奇麗.横断幕/小学生のユニフォーム/空港係員と,至る所に鮮やかな赤い布が目立ち,中国らしさを感じます.空港係員もとてもにこやかで,仕事もテキパキしています.実は,前回の出張でロストになったトランク,今度はファスナーのタブが両方とももげて出てきたのですが,空港の係員と現地ANAスタッフが丁寧かつ迅速に対応してくれました.オリンピック効果でしょうか?
時差を確認するために見上げた電光掲示のカレンダーに,見慣れぬ表記を発見!星期というのは曜日のことらしいです.星期六とは,すなわち土曜日.アメリカ人が日本に来たら,同じように「土」の字に異国情緒を感じるのかもしれませんね.
[いいですね]
今度は中国ですね!
懐かしいですねー北米線から747は、姿を消してしまい、退役も進みNHでこの機材に搭乗できるはいつまでなんでしょうか…
キャビンが、777より解放感がある747が好きなんです。
投稿情報: shin | 2007/12/11 08:40
そうですよね.747-400,良いですよね.ヨーロッパ線に2発エンジンの機体が使用できるようになったら,急速に無くなって行ってしまうでしょうね.寂しい限りです.
投稿情報: まさとい | 2007/12/11 17:17