二日目がとても充実していましたので,那須旅行の三日目はのんびりペース.(というか,記事更新が超のんびりですな,実際...)
目的地は,沼ッ原湿原.昨年の冬,うっすらと雪化粧が始まった時期にここを訪れ,また別の季節に来てみよう,と思っていたのでした.入口にいきなり「熊出没注意」の看板です.うひゃぁ.熊よけの鈴を付けている人もそこそこいます.次回までには入手しておかなくては.
湿原のそばまで来ると,雪は残っているものの,どんどん融けている様子です.雪かと思えば既に水たまりになりかけている所もあり,慎重に歩きます.気温自体はかなり高めでした.
いよいよ木道.草木の緑や花の季節はまだちょっと先なのでしょうが,辺りは雪融け水で満たされ,まさに湿原の様相です.前回は,湿原とはいえ,比較的乾いた草原に見えたのですが,季節が違うと景色もがらりと変わるのですね.
この辺りは,ある意味洪水のような状況.結構広い範囲にタップリと水をたたえています.よく見ると,なんだか泡のようなものが浮かんでいる所が何カ所か,あります.近づいてみました.
おぉ.カエルの卵でした.プルプルのゼリーの中に,深緑色の卵が沢山.写真には撮れませんでしたが,この卵の下には親カエル(?)もいて時々ひょこひょこと顔を出していました.
そして,もっと大きい,なんだか白い塊.白い部分が鶏の卵くらいの大きさ.本当にあちこちの水中にこれが有るのです.なんだろうな?と思ったら・・・
この看板がありました.クロサンショウウオという小さいサンショウウオの卵のようです.一かたまりになっていますが,20〜30個の卵が集まって出来ているのだそうです.卵を眺め,両生類は外敵が多いのだな〜,と感じ入りつつ,最終日の時間はのんびりと過ぎて行くのでした.
[いいですね]
カエルの卵もクロサンショウウオの卵も無事に生まれますように=^_^=
尾瀬もそうですが、此処も、しっかりと自然が守られているんですね~♪
投稿情報: yumin | 2010/05/20 20:52
はい.尾瀬ほど徹底は出来なそうですが,自然を守っているのですね.
実は,暫く歩いても新芽も出ておらず「春はもう少し先なのかねぇ〜」と言った矢先に卵を見つけたのでした.子供達は嬉しそうでした.こういう場所に来る事で,少し自然に興味が出てくれたらなぁ,と思いました.
投稿情報: まさとい | 2010/05/21 03:44
素敵な旅行ですね!
子供の頃、裏のお家のお庭に池があって、カエルの卵が産み付けられていました。それを少し水槽に入れて、卵から孵ったオタマジャクシを飼っていたら、そのうちカエルになって水槽から飛び出していなくなってしまった・・・・・・なんてことを毎年繰り返していたような・・・(汗)。楽しい思い出です。今東京に住んでいる子供たちはこんな経験はせずに大人になるのかなぁ~なんて考えることがあります。まさといさんのお子様たちは本当に幸せですね。
投稿情報: りん | 2010/05/22 08:10
りんさん,ありがとうございます.カエルの卵をお持ち帰りしてたのですか.意外とワイルドな幼少時代だったのですね(笑)私も小学校の頃は蛇を捕まえたりザリガニを釣ったり,と日々フィールドで楽しんでいました.今は都市部の川にも生き物が戻って来ているし,少しずつまた外の遊びが出来る時代に返りつつある所かもしれませんね.
投稿情報: まさとい | 2010/05/23 20:23