プラハの市街地中央部は,比較的コンパクトで,歩き,トラム,地下鉄などを適当に組み合わせることで,行きたいところにすっといけるようになっています.観光スポットとスポットの間の距離も近く,あまり疲れが来ない感じ.
ガイド本によれば,いろんな時代のいろんな建築が建っているのがプラハの特徴.でも,ともすると,重すぎる存在感を示すゴシック建築が街全体の雰囲気を重厚なものにしていると感じます.むしろ,明るくて柔らかいルネッサンスやアールヌーヴォーと並んでたりするので,凄みが増すというか(笑)
例えばこれ.クリーム色の明るい建物の向こうに,ドドン!とそびえ立つ,ティーン教会.このコントラスト,どこかで見たと思ったら,東京ディズニーシーです(笑)地中海風の明るい建物の向こうで異様な光を放つ「タワーオブテラー」.うん,あれだな...
さて,そして,ヴルタヴァ川(モルダウ川)の向こう,高台に建つ左右に長い白壁から向こうが,プラハ城です.ヨーロッパの多くのお城と同様,城壁に囲まれた中がそのまま街になっています.中心に建つ厳めしい建物は,聖ヴィート大聖堂.これこそプラハのゴシック建築の親玉なんでしょう.行ってみます.
門をくぐると...
どど~ん!
なにやら異様な雰囲気...良く目をこらしてみると?
...気持ち悪いです...君たち.orz
バックシャンまで,見事にとんがってます.威厳というものがなにより重要な時代だったのでしょうね.
おまけ.旧市街の広場の横っちょに,天文時計と呼ばれる大きな時計があります.なにやら文字盤が複雑にかみ合っていますが,一年で,ぐるんと一回りするらしい.で,毎正時になると仕掛けが動くのです.たまたま調度良い時間に通りかかったので,見てみます.結構な人が集まっていて,期待十分!
ちゃ~ん,ちゃ~ん,は,始まりました!時計の上の窓が開いて,聖人が代わる代わる顔を出し,引っ込んでいきます.静かに鐘を振っているのは,なんと,時計の右側にくっついてるガイコツ君.なんで死神が鐘振ってるの???動画でもどうぞ.
あれれ?窓が閉まって...ちゃ~ん....え???お...おしまい???これからメインイベントが始まるとか,そういうんじゃなくて??
この仕掛け時計が作られたのは15世紀.そう考えると,すっと現れてすっと引っ込んでいく,リアルな聖人の動きが,見るべき所だったみたいです.
恐るべし.ゴシック...
[いいですね] 天文時計、かっこいいなぁ。ミニチュアがあったら欲しいくらい。
ゴシック様式って、荘厳ですね。日本にはない風景だw(当たり前だってw)
投稿情報: 夢猫 | 2009/07/31 23:24
おお?そうですか?惜しいなぁ,あと5時間早ければ,夢猫さんのためにミニチュア一つゲットしたのに.こうなったら,プラハへどうぞ(笑)
投稿情報: まさとい | 2009/08/01 02:23