新まさといの出張報告

2009.2.9, 尼崎

HND090209

本日は10時発NH19便で尼崎に出張です．
例によって一時間も前に空港に着き，例によって”プアマンズ　ラウンジ”こと，カードラウンジに．でも私は結構このラウンジが好きです．空港第二ビルのロビーフロアから一階高い３階にあるのですが，ラウンジの窓から吹き抜けになったロビーが見渡せます．少し高いところから，翼をイメージしたという広いロビーを見渡せる．開放感に溢れる貴重なラウンジだと思います．

From card lounge

さて，大阪の上空は薄日が差す天気．都市部の海岸線上は，あやしげな黄色いモヤに覆われていました．はっきりと見える，結構濃いモヤです．・・・かなり低い位置で層状になっていたから，黄砂じゃないですよね．

Itami_Bus

伊丹空港ー尼崎は，いつも高速道路を経由する空港リムジンバスを利用していますが，今日は時間に若干の余裕があるので市バスを利用．名前からも分かるとおり，大阪空港は兵庫県伊丹市に位置します．JR伊丹駅へは一時間に３本ほどバスが出ており，その所要時間は20分程度でした．伊丹ー尼崎は電車で僅か10分ですから，多少連絡が悪くても，１時間もあればJR尼崎駅に到着できるのですね．実は空港高速バス（一時間に一本）より，時間的にも経済的にも勝っていることが分かったのでした．
 

Itami

伊丹市は，比較的若い世代向けに整備された住宅地のように見えます．駅の周りに林立するのは大型のマンション群．車道に降りることなく，立体的に結ばれた遊歩道，公園，ショッピングモール．都市を形作る部品は去年行った千里と同じですが，伊丹のほうがなぜかフレンドリーな雰囲気を感じます．千里はかっちり整備されすぎているのでしょうか．
 
伊丹ー尼崎間のJR線．あの出来事が起こった現場のマンションに，自然に目がいきます．一見何事もないように建っていますが，通過する電車からちらりと見えた一階駐車場は，入り口天井部分のコンクリートがガタガタに傷ついていました．．．
 
さて．．．帰りも伊丹駅を経由する市バスルート．信号で止まったバスからぼんやり前を見ていたら，目の前を飛行機が”びゅ～ん”と通り過ぎ，度肝を抜かれました．実はこのバス，滑走路の下を横切るトンネルを通るのですが，そのトンネルに下っていく手前の信号なのでした．本当はだいぶ遠くの出来事なんですが，自分と同じ地面の高さを猛スピードで横切っていく飛行機というのは，一発ギャグにもにた，いとをかしな風景なのでした．
結局，予想したより30分以上早く伊丹空港に帰着し，一本早い便に変更できました．シャトル割引は安い上に予約変更も可能．まさに仕事に使えるチケットですね．
 

777-300_HND_ITM

今日は，往路も復路も777-300でした．わずか１時間のフライトにこんな巨大な飛行機を使い，そこそこの搭乗率を得るなんて，日本の航空会社はすごいですね．

VAIO P (最終回，パワーポイント）

それは一月のある日．新宿の某カメラやでVAIO Pを偵察した時のこと．
ソニーから送り込まれた何人かの麗しきお姉さんと，笑顔のおぢちゃん．そのおぢちゃんと「これ，どうなんでしょう」という話をした訳です．セールストークバリバリのおぢちゃんが突如激しく反応したのは，私が発した「パワーポイント」の一言．
「パワポは止めて下さい！パワポは無理です！パワポだけは・・・ごめんなさい．」
パワポ三段活用です．．．そうですか．ぱわぽはダメですか．ぱわぽは．．．どうでも良いけど，ぱわぽって何だかほのぼのした響きですね，私は使わない短縮形だけれど．ぱわぽちゃん，いられちゃん，ふぉとしょちゃん，三人合わせてぐ〜ちょこらんたん，みたいな．・・・インデザインは？・・・インデ？

閑話休題．結局キーボードの素晴らしい出来と通勤バスに缶詰にされるという特殊事情からえいやと買ってしまったのは既に皆さんご存知の通り．そこで，そのパワーポイントがどれくらいのものか，やってみました．環境は以下の通り．

PC: VAIO Type P, VGN-P70H, Windows Vista Home Basic (いわゆる普通の市販モデル)
外部ディスプレー：そのへんにあった，1280x1024のもの，プロジェクターを想定し，1024x768で出力．
コネクタ：VGP-DA10, (VAIO Type P用の外部ディスプレー／LANコネクタ)
電源周りの設定：外部電源無し，バッテリ70%程度，電源管理は”ハイパフォーマンス”設定
ソフトウェア：パワーポイント 2003
使用したファイルの内容：

容量15.7MB，以下の画像を，あえて非圧縮で張付け．
1枚1.7MBのJPEGファイル（3648x2736）を4枚張ったスライド，
1枚320kBのJPEGファイル(2048x1536)30枚をコマ送り(PPTアニメーション，フェードイン)にしたスライド，

さて，多くのノートPCでは，プロジェクタに繋いだとたんに1024x768の解像度に自動変更され，ミラーリングが始まるように思いますが，今回，プロジェクタではなく普通のディスプレーだったためか，あるいはVAIOの外部ディスプレー接続ユーティリティの仕様か，最初繋いだ時は解像度が自動では調整されませんでした．ただし，一旦外部ディスプレーが認識され，適切な解像度を設定すると，そのディスプレーに対しては設定を覚えているようです．会議前に一旦は繋いで調整しておくのが安心でしょうか．

VGP-DA10

実際の会議時を想定して，外部ディスプレーに繋ぐ前に，ファイルを開き，手元で一通りプレゼンテーションを走らせました．というのも，ファイルを開いた直後，一回目のプレゼンテーションでは，上記のような重いスライドを開くのにちょっと長い（1.7MBx4枚写真入りのもので10秒位）時間遅れが生ずる事が分かったからです．キャッシュに読み込まれるのか（？），一通り走らせたあとはスムーズに動きます．
さて，本番．1) 本体とアダプタの接続，2)アダプタとディスプレーコネクタ(D-sub 15pin)の接続，3)プレゼンテーション開始，の手順です．

VAIO_P_PPT

そして，これがスライドを走らせてみたところ．結果，私が普段使う，比較的シンプルなスライドなら，まぁ，使えるかな，という感じでした．ただ，一旦手元で走らせる必要があるし，例えば質疑の際に一覧表示する，とか，スライドを素早く送る，となってくると厳しいかもしれません．基本は会場のPCを利用し，自分のPCを使わなくてはいけない時だけ，緊急避難的に使う程度か，と感じました．

VAIO P (その４，トラックポイント)

なかなか慣れないのがトラックポイントです．キーボードでのテキスト打ち込み時とトラックポイント使用時では，どうしてもトラックポイントの方が指に力が必要．私はこれに違和感があるので，スティックの感度を軽めに設定します．また，横1600ドットという広大な空間を移動するために，ポインタの移動速度も速く設定します．こうなると，当然ながら細かいところのコントロールが効かない．マウスカーソルは最初なかなか反応しないのに，反応し出すとぴょこんと跳ねるように移動してしまう．なんというか，カーソルとデスクトップの間の最大静止摩擦係数が高い感じ．スムーズネスが足りません．
 

Mouse_property

悶々とスティックを動かすこと数日，コントロールパネルのマウスの設定項目のなかに”ポインタの精度を高める”という項目を発見しました（しかし，チェックすると何が起こるのか，きちんと分からない項目が多いですね．具体的に何が変わるのだろう？第一，オプションになっているということは，高精度にするとなにか不都合が生ずるということ？）．試しにチェックしてみると・・・おや，びっくり．スティックにかけた力に，スムーズに追従するようになったではありませんか．微妙なところをゆっくりコントロールすることが出来るようになりました．これでVAIO Pのインターフェースに対するほとんどのネガは，私の中では解決しました．

こっそりねこまんまを食す昼時

今日は，妻と子供は子供落語を聴きに築地へ．一人キッチンで見つけたのはご飯とお味噌汁．

ニヤリ．．．

妻がイヤな顔をし，娘は欲しがるのでなかなか食べられない，禁断のジャンクフード，ねこまんまをこっそり頂きます．うひひ．．．

Neko_Manma

うま～．お腹も邪心も満足したので，ちょっと出かけてきます．

祝！iPhone 2.2.1!これは大きい

iPhoneやiPod touchをお持ちのかたはご存じと思いますが、iPhone OSが2.2から2.2.1にアップデートされました。
内容は"safariの安定性向上"。実はiPhoneのsafariの安定性といったら、それは酷いもので、例えばVOXを見ていると、ものの1,2分で確実に飛んでしまう有様でした。大きな声では言えなかったけれど。
でも、今日から、そんな虚しさとはおさらばです(笑)。なんとアップデート後、1.5時間ぶっ通しでsafariをいじってみましたが、まだ一度も飛んていません。
iPhoneの価値は、キラーアプリたるsafariの実用性あってこそ。控えめな0.0.1のアップデートですが、とても大きい意味のあるアップデートだと思います。

photo.jpg

VAIO P (3. 文字が小さい）

VAIO Pで手こずるのは字の細かさです．周りの人に見せてもまず最初に出てくる感想が，「うぁ，こりゃ読めないや」．とくにアンチエイリアス処理がなされない小さいサイズでは，フォントの線が細く，非常に見づらいようです．これをどうにかしなくてはいけません．これまでにやったこと．

１）スクリーンフォントの解像度を標準の96dpiから120dpiに変更
２）fontselectorというフリーウェアでツールバーやメニュー画面のフォントサイズを一括で変換

両者とも画面上の文字サイズが変わるのですが，定義が異なります．前者は同じ文字のポイント数に対し画面上での大きさを大きくするもので，アイコンやスライドバーなどのサイズや間隔も少し変わる（？）みたい．後者は単にメニューの文字のポイント数を上げ下げするものです．それぞれに仕上がりが違うので，組み合わせを検討中．

３）いくつかのアプリケーションのフォントを”メイリオ”に設定
すこし線が太めに表示されるので，特にMSゴシックと比べると小さめのポイント数の字で見やすさがかなり違います．愛用のEvernoteのデフォルトフォントをメイリオにしたら（僅かに表示速度がスポイルされますが）すごく使いやすくなりました．で，今はこんな感じです．これで，横幅およそ18cmですから，文字の小ささを感じていただけるかと（笑）．

VAIO_P_desktop

本当は，もう少し小さいサイズのフォントにもアンチエイリアス処理をかけてやりたいのですが，その設定をどこでするのか見つけられていません．Macだったらすぐ分かるんだけどな（苦笑）．

VAIO P (2. 気になるスピード）

しばしば報告されている，突然遅くなったり，入力中に引っかかるように遅くなったりする現象ですが，どうやらAtom Zプロセッサの電源管理に起因するように感じます．そう思ったきっかけは，”VAIO UPDATE”のアップデートの失敗．

VAIO_Update

この通り，VAIOにはWindowsアップデートと並び，SONYのサイトからアップデータをダウンロードしてきてインストールするユーティリティが付属するのですが，ダウンロード開始から数分すると，必ず途中で失敗してしまう現象に遭遇しました．ほぼ半日悩んで焦りかけてきた頃，ふと”電源管理をOFF”にしたら，すっきり解決しました．昔は電源管理といえば，ディスプレー，HDD，そしてスリープぐらいでしたが，Atomプロセッサは細かに電力消費量をコントロールするそうですので，これが原因なのでしょうか．
 

PowerSupplyMenu

 
電源管理OFFのまま使用してみると，件の「入力引っかかり」は影を潜め，”比較的”スムーズに入力できるようになりました．キーのタイプより表示がちょこっと遅れてくるのですが，私の場合，２～３文節ブラインドでばばばっと打ってしまってから変換時にまじまじと見る，というスタイルなので，それほど不都合は感じません．英文字入力ではさらに問題が小さく感じるので，試用版があらかじめインストールされているATOKが，このマシンには荷が重いのかもしれません．
 

CPU meter gadget

 
ところで，サイドバーガジェットの”CPUメーター”を，妙に横長の画面を生かして（笑）常駐させてみました．アナログのメーターがCPU利用率に応じてぐぐ～っ！と回るのですが，これだと，100%になっても”おお！フルスロットル！がんばれ！”みたいな感じで，和やかに待っていられるのは私だけでしょうか？ちなみにメモリ使用量も同時に表示されるのですが，せいぜい60%程度で，あまり上がっていこうとしません．Atom Zのメモリ管理が1GBを原則にしているからでしょうか（VAIO Pは2GB）？ということは，このあたりのチューニングが進めば，もっと処理がスムーズになるのかな？期待したいところです．

VAIO P (1. 通勤バスマシーン）

そんな訳で，結局購入した通勤用マシン，VAIO P．思えば12月，長距離通勤が始まったその直後，ソニーの直販サイトで始まったティーザーは，まるで私に向けられていたかのように感じていたわけでして・・・．欲を言えば，ワンセグなんて外しちゃってSSDをつけるのが良いのですが，何しろ直販サイトの混み具合といったらエライことで・・・．あの混みようと，ちまたでの標準マシンの潤沢な在庫を対比すると，ちょっとマーケティング間違えました？ソニーさん・・・と思わないでもありません．ま，でも，とりあえず買っちゃいました．この割り切りがB型の美徳？何回かに分けてレポートしたいと思います．まずはバスの狭い席での作業状況．
 

Bus seat

通勤バスの前後席間隔は比較的小型(163cm)の私でも膝はぎりぎり，さらに腰から上は前席の背もたれが迫ってくるので，非常に窮屈．通常，ノートPCの画面は十分な角度まで開けず，作業はほとんど不可能．でもVAIO Pだとこんな感じ．
 

VAIO P in the bus

全く問題ありません！膝の上にスッキリと納まり，キーボードの位置も手前過ぎず，まさに良い感じ．バスの中で細かい画面を注視したら気分が悪くなってしまいますが，頭の中にあるものを（あまり画面を見ないで)パタパタとテキスト出力していく範囲なら大丈夫．むしろ周りの風景が動いていくので適度に刺激があって良い感じです．
 
反面，やっぱりつらいのはトラックポイント．揺れるバスの中で，微妙なぐりぐりは大変．マウスカーソルをじっと見るだけでも気持ち悪くなりそうです．キーボードショートカットを沢山身につければなんとかなるだろうか．．．

ボジア！

腹減った。

photo.jpg

こんどは緑色

ご近所の皆様から，お褒めの言葉を頂いたので，調子にのって，今度は緑色．

Vaio_P_1

Vaio_P_2

おや？なんだか変です．

Vaio_P_3

今度は本物でした（笑）．