引越も完了していない状態ですが,フロリダはマルコアイランドに会議に出かけます.今回は情報収集と傍聴だけだし,気楽な出張です.むしろ気楽でないのは,渡米直後にして置き去りにされ,レンタル家具や引越荷物の受取り,電気や水道の契約までまかされてしまった妻か・・・.でも仕方ないです.
ノックスビル空港(TYS)は小さいけれど奇麗な空港です.一時間ほどで,シャーロット(US Airwaysのハブ)やアトランタ(Deltaのハブ),また2時間ほどでシカゴまで直行することが出来ます.スターアライアンスに餌付けされてしまっている私は,大体US Airwaysを使ってシャーロットまで出ることになります.しかし,前回同路線でロストバゲージを経験したばかり.今回は機内持込みサイズのトロリーとパソコンバッグという出立ちで向かいます.(実際はCRJ200やDHC-8などの小さな飛行機の場合,出発地のタラップ横で預け,到着地でも飛行機から出た所で受け取るんですが,ロストの可能性が無いので安心です).シャーロットでの乗換え(ターミナルの構造が悪くてちょっと不便)の際に荷物を自分で運ばなくてはならないのですが,ロストよりはまし!今回の飛行機はCRJ200とボーイング737でした.
マルコアイランドは,フロリダ半島の南のほう,ちょうどマイアミと同じぐらいの緯度のカリブ海側(西海岸)です.フォートマイヤーズ空港に降り立つと,湿度がグンと高く,南国の匂いが漂っています.空港からマルコアイランドまでは,タクシーに乗って更に南下すること一時間.橋を渡ってマルコアイランドへ入ると,ヤシの木の並ぶ道路が伸び,マリオット,ヒルトン・・・とリゾートホテルが海岸に沿って一列に並びます.道路側からホテルのロビーに入り,反対側へ抜けると白浜のプライベートビーチ,という構造のリゾートです.宿泊したヒルトンの窓からも,かろうじて海が見えました.
滞在した3日間,マルコアイランドは早朝と夕方に雨で洗われ,日中は晴れている(らしい)という天気.南国らしいですね.しかし朝7時から日暮れまで会議なので,外のことは良くわかりません.アメリカ人は会議終了後,週末を同リゾートで過ごし,ゆったり帰るという計画らしい.中にはさらに南部の国立公園(湿地帯が巨大な公園になっている)へツアーに行く人もいるようです.いいなぁ,と思いながらも引越と家族が気になる私は土曜日朝一の便でノックスビルへとんぼ返り.まずは生活を立ち上げるのが先決ですから,フロリダ観光は次の機会を待つことにします.
帰りも737とCRJ200.行きは濃紺のペイントでしたが,帰りは白いペイント(新しい塗装かな?)の機体でした.濃紺の塗装はインパクトが強いけれど,軍用機みたいだし色はげも目立つので,私は新塗装のほうに好感を持ちます.
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