新まさといの出張報告

2009.4.19-25, チューリッヒの街

なんだか順番が逆（笑）ですが，チューリッヒの市街地を歩いてみたので，その様子です．

Wallisellen

Rotary

今回宿泊したのは，チューリッヒ郊外の住宅地，ヴァリセレン．とてものどかで，綺麗な町並みです．大きな家が目立ちますが，よく見ると日本とそう変わらない大きさの家も多いのです．建物も，庭も，そして町並み全体がうまく配置されるとこうなるんだなぁ，と感心します．

Zurich center01

Zurich center03

Zurich center04

Zurich river

チューリッヒ都市部の中心街．大きな時計台が目印の聖ペーター寺院は，町中のいろんなところから見えます．見えるように街を作っているのかもしれません．そして鐘で時を告げる音が響いてきます．細くてくねった石畳の道を歩くと，街の表情がどんどん変わっていきます．合理性には欠けるのかもしれませんが，人間，ムダも必要だよなぁ，と余計なことを考えつつ，散策しました．

Munster

チューリッヒ中心街で有名な寺院はグローシュミュンシュター，フラウミュンスター，そして時計台のある聖ペーターです．手前のグローシュミュンシュター，ちょっと遠くでとんがってるのがフラウミュンスターです．このフラウミュンスターには，シャガールの作ったステンドグラスが有りました．これがもう，なんと美しいこと！一枚一枚は大きめのガラスに絵が描かれていて，とても柔らかい光を放っていました．写真撮影禁止なので目でじっくり見てきました．皆さんもチューリッヒに行かれる際は，是非フラウミュンスターのステンドグラスをお楽しみください．

Zurich center02

おまけ１．チューリッヒの街にはとても沢山旗がかかっていました．華やかで楽しい．

Crane

おまけ２．あちこちで工事をやっていたのですが，そのどこでも，なんだかとびきり大きくて，華奢なクレーンが建てられているのです．地震＋台風国の日本じゃ考えられないですね．

Sakura

おまけ３．八重桜が沢山咲いていました．スイス人に「桜が沢山あって驚いたよ」と言ったら「桜は世界中のどこにでもある」とバッサリやられましたorz

Casual street

Starbucks

おまけ４．ちょっと裏に入ったカフェがとても楽しげでした．スタバのオープンカフェも，日本よりしっくりくる感じがします．

只今帰りました

疲れた。。。

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2009.4.19-25, チューリッヒの食べ物

Cheese

ホテルにはとてもおいしい朝食がついていて，助かりました．パン，チーズ，ハム，ヨーグルト．．．考えてみると，このあたりの土地柄にあった食事は朝食にぴったり！という感じがします．

Casis1

スーパーの，ミントの棚においてあった，怪しげな”カシス”．おもしろ半分に買ってみました．

Casis2

なんじゃこりゃ．．．ちょいとグロい雰囲気ですね（笑）硬めのグミのようなものでした．一個食べただけで，あとはお持ち帰りです（笑）

Sausage

WhiteBeer

祭りだったのもあって，あちこちで，ぶっといソーセージを売っていました．一本食べれば腹一杯（笑）
そしてソーセージとくればビール．このあたりはドイツ文化圏ですね．

SushiKalifornia

ちょっとシュールな寿司屋さんのポスター．カッパが全面に押し出されています！しかも，Sushi Kaliforniaって・・・（笑）

Fondue

フォンデュ．う～ん，いまいちだったな．．．店が悪かったのでしょう．

HaagenDazs

ハーゲンダッツ．買うぞ買うぞ！と勢い込んで店に入りましたが，100ml-320円の値札を見て，写真だけ撮ってきました（笑）

BoiledBeef

そしてそして！ボイルした牛．メニューに(CH)マークが付いていたので，多分スイス料理だろうと思って注文してみました．ちょっと香草の香りの効いたほうれん草の上に乗っかってサーブされました．薄味のスープの中で柔らかく煮てあるのですが，もう，これが絶品！！！これ食べただけでも，チューリッヒに来た価値がありました．

あ～，うまかった！

2009.4.19-25, チューリッヒの乗り物

ヨーロッパの他の都市と同様，チューリッヒもシステマティックな公共交通体系ができていて，滞在期間中お世話になりました．

S-bahn02

一番使ったのが，都市部の近距離電車，Sバーン．3両編成なのに全部二階建てという，日本の感覚だと，ちょっと不思議な列車です．とにかく静かでびっくりしました．

Bus

Light rail

バスと路面電車．都市の中心部は路面電車網が発達していて，密集地でも排気ガス臭さがひどくないのが良いです．バスは，きっと路面電車とSバーンの中間的な役割を果たすのでしょう．

Ticket

切符．チューリッヒの街は，いくつかのゾーンに分けられていて，その中では均一料金です．発行後1時間有効の片道切符と，24時間有効の乗り放題券（片道切符の倍の値段），それに，一等，二等がありました．この場合は，チューリッヒ中心街（ゾーン10）とホテルの場所（ゾーン21）の二等(2.KL.)往復切符(Tageskarte)．4月21日の正午（ちょうど購入した24時間後）まで有効です．便利なのは，このチケットで，電車，バス，船のどれにでも乗れるというところ．元々往復することが分かっていれば，これを買えば都市内での移動がとても楽になるのですね．

Triunph

MG TF

Astra

車．古いのも，新しいのも仲良く走っていました．思ったより新しい車が多いように感じました．ウチの車の兄弟も，いたいた！

Honda CB

ちかぱぱさんへのサービスショット．CB???ですよね???なんとなく，パッセンジャーが乗りやすそうで大人しい雰囲気のテールが気に入ったのですが，日本のと違いますよね．日本ではウケないのでしょうか．

SBB

長距離電車はこんな雰囲気．今回は乗らなかったけれど，味のある顔をしていますね．十字マークが格好いい．しかし・・・

Mil Train1

こ，この異様な雰囲気は？ちょっと怖いんですけど・・・

Mil Train2

なんじゃ？こりゃ？

Tank

なんと，戦車を積んだ軍用列車でした．うひゃぁ．これが永世中立国を守るスイスアーミーなのですね．

タンポポの季節

チューリッヒはタンポポの季節です。
食べるらしい。

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2009.4.20, ゼクセロイテン

到着して早々，ナンですが，今日はチューリッヒの春祭り，ゼクセロイテンの最終日，クライマックスなのです．
地元のギルドの皆さんが春を祝って踊り，パレードし，午後6時の鐘とともに，大きな雪だるまの人形（冬将軍ベーク）を焼き払う，という行事です．

Sechselauten01

パレードが始まる前から，あちこちに着飾った参加者やマーチングバンドが集まり，街全体がにぎやかな雰囲気に包まれます．

Sechselauten02

こちらはリンデンホフという名前の広場．この場所では，既に初日からイベントが続いているので，沢山のテントが立ち並び，みんな巨大なソーセージを片手に，ビールをぐぃぐぃ飲んでます．

Sechselauten03

チューリッヒ湖畔の別の公園．即席の遊園地が登場し，人々があふれかえっています．甘栗とかわたあめとかも売っていて，日本の夏祭りとそう変わらないラインナップが笑えます．ヒヨコや金魚みたいな生き物系はありませんが・・・．

Sechselauten04

パレードが始まっています．アーチ橋の下をパレードが通過するので，橋の上は絶好の見物スポット．人がびっしり並んでいます．そして沿道にも人・人・人．そして，これからがパレードの様子．

Sechselauten05

Sechselauten06

Sechselauten07

Sechselauten08

Sechselauten09

Sechselauten10

春祭りらしく，参加者は皆，花束を抱えて行進しています．沿道の人は，参加者の投げる飴やパンなどをキャッチし，逆に沿道のから参加者に花をプレゼントしたり．参加者と見物人の距離感の近くて温かみを感じる，ユルい感じのパレードでした．老若男女問わず，嬉しそう．

Sechselauten11

パレードは，チューリッヒ湖畔のゼクセロイテン広場にどんどん集結します．びっしりと人が集まっていますね．湖の上にはボートも集結し，みんなの視線は広場の一点に集まっているのです．その一点とは・・・

Sechselauten12

じゃじゃ～ん．これが冬将軍，ベーク君です．これを火あぶりで処刑しちゃうのですね．ちょっと可哀想な気もするのですが，長い冬を辛抱し，春を待ち望んだ人々の気持ちの現れでも有るのでしょう．そして，ベーク君，ちょっと遠目にはかわいらしい雰囲気なのですが・・・

Sechselauten12-2

アップにすると，かなりの悪顔です（笑）
うひひ．オイラ冬将軍だ！でもついに捕まっちまったんだよ・・・てなところでしょうか．この頭の部分に爆竹が仕掛けられていて，これがババーン！と燃えるまでの時間で夏を占うのだそうです．曰く，早く燃えれば暑くて良い夏．時間がかかればいまひとつの夏・・・．

Sechselauten13

そして，点火．アチチチチ．．．それ以上，ベーク君を見るに忍びなくなり，その場を後にしました．・・・嘘です．夕飯の席を確保するために移動を開始したのでした．

10分程して，背後からどか～ん，ぼか～ん，という派手な爆発音が響いてきました．どうやら比較的短い記録で燃えたようです．この夏は暑くなるのでしょう．

Sechselauten14

おまけ，その１．帰り道，後光を背負った雲を見つけました．なぜか，出てきた言葉は，「パトラッシュ！！」

Sechselauten15

おまけ，その２．駅のケーキ屋さんで見つけたベーク君ケーキ．う～ん．燃やされています．．．

Starbucks at Zurich

只今休憩中

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2009.4.19，成田-チューリッヒ

Odakyu_station

なにか忘れたんじゃないか，と思うほど，スカスカのトロリーを引きつつ，家を出たのは日の出の頃．考えてみると普段とそう変わらない時間ですが，日曜日ののんびりした空気の中を歩いて行くのは気持ちの良いものです．

NEX

新宿発の成田エクスプレス(NEX)は速い電車ではないですが，大きな荷物を持っている場合はやはり便利．NEXに乗るたびに気になるのは，日本語だけでする，車掌さんの長いアナウンス．停車駅，車内販売，注意事項．．．聞き取れないガイジンさんは不安にならないのかな，とか，結局日本人にか伝わらなくても構わない情報を長々と説明する意義はなんだろう，などと，イジワルなことを考えてしまいます．・・・と思ったら，車内販売(J-diner)のお兄ちゃんは，ちゃんと英語で，ライスボール売るぞってアナウンスしてました．JR，負けてます（笑）

A340NRT-ZRH

今回の飛行機はスイスインターナショナルのA340.エアバスの長距離用4発エンジン機です．ボーイング777といろんな面で比べられ，さらにETOPSレギュレーションで双発エンジン機がもてはやされるようになったのもあり，メジャーになれなかった，ちょっと可哀想な飛行機ですが，デビュー当時は，機械工学教室の片隅で，マニアな友人とともに『あ～，スマートな飛行機だなぁ』とため息ついたものです．今回はそのA340に乗れる初めての機会．ちょっと感慨深かったりして（笑）
乗ってみると，がっちり，びっしりと安定するB777と比べると，他のエアバスと同様，ふんわりと飛ぶ雰囲気です．今日はとても安定していましたが，気流が悪いときはちょっと揺れるのかな．でも，音はとても静かです．

Russian_Ground

ちなみに，この写真は，世が世なら窓のシェードを上げることすら許されなかった，ロシア上空．地図によると，ちょうどバイカル湖の北あたりです．地上の川は凍り，良く晴れた日ざしの中で白く光っています．寒いのだろうな，と，現実味無く考えます．そして結構近くに鮮明な飛行機雲．

Rendezvous

どうやら同じくヨーロッパ方向を目指す飛行機とランデブー状態のようです．スピードも一緒で4発なので，同じA340なのでしょう.長距離線にしては結構楽しめる窓からの眺めなのでした．

Swiss_Economy_meal

食事は，見てくれは今ひとつですが，味は合格点でした．一度凍ったとしか思えないカチカチのおにぎりと，控えめなサービス（苦笑）には閉口しましたが．

Zurich_airport

・・・そして，12時間半のフライトの末，やってきました！チューリッヒ．これから5日間，何が起こるのでしょうか（笑）

LX161,NRT-ZRH

行ってきまーす!

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2009.4.19-25, Zürich, Swiss

気がつけば，すっぽりと10日間のブランク．ご近所の皆様の記事を見ることもままならず，落ち着かない日々を過ごしていました．

Passport

さて，今は，しまい込んでいたパスポートを引っ張り出し，出張の準備中．国内外を問わず，しばらくぶりの出張は，スイスのチューリッヒです．折角のスイス，本当は電車に乗ってアルプスの山中まで行ってみたいところですが，仕事ですから，都市部で我慢です．それでも市中を歩く時間は作れそうなので，ヨーロッパの町並みを楽しむつもりです．
 

Roaming setting

もう一つは，海外でのiPhoneの使い勝手を確かめること．信じられないほど高いデータローミング料金を払うことなど出来ませんから，まずは，これをOffに．その上で，どれだけ情報にアクセスすることが出来るか，です．ショートメールの受信は無料（送信は一件100円）のようですし，Skypeもインストール済み．さらに，AirMac Expressも連れだし，認証などがうまくいけば，無線で極楽通信環境を目指そう，というわけです．
 
出発は日曜日．準備は間に合うだろうか（苦笑）