大学時代を福岡で過ごしたため、西日本に行く度に、誰か学友の顔が思い浮かびます。とくに広島以西の中国地方と九州は、かすかに共通のニオイがあって、懐かしいのです。今回は広島。
例によって朝早い便にして、会議前に捻出したフリータイムは2時間。平和記念公園を散歩しようと思っていたけれど、天気が今ひとつ。そこで、お好み焼きやさんまでちょっと歩いてみることに決定。
Googleサマのお告げは「みっちゃん総本店へ行くべし。」iPhoneのGoogle Mapsで地図を見ながら、Twitterでブツブツ呟きながら店を目指す私は、もしかして、キモオタ?
まだ11時の店に、客は私だけ。鉄板を囲むスタッフ多数。ちょっとひるみましたが、テーブルに通されたのでホッとするやら、ガッカリするやら。
そば、卵、豚肉。スタンダードなお好み焼きです。一口でわかる特徴は麺のサクサク感。ソースの付いた卵に密着させているけれど、麺自体はあっさりしたもので、コッテリ甘いソースにも関わらず、最後まで楽しみながら食べることが出来ました。なるほどね〜。
午後の会議と懇親会の後、またお好み焼きへ。今度はお好み焼き屋さんばかり集まっている「お好み村」へ向います。
出張で広島に頻繁に訪れる同僚が、地元の人から勧められるのに、何時も混んでいて入れなかった、というお店「ソニア。」
気さくなお兄さんは、酔払い一行の繰り出す質問に嫌な顔一つせず、色々答えてくれました。
話題の中心は「鉄板からヘラで食べる」こと。大学の頃、広島お好み焼やさん(@博多)で、テーブル席に座ろうとすると怒り、箸に手を伸ばすと怒る店主が居り、その理由が全く謎だったのですが、お兄さんに解説してもらいながらヘラで食べ、昼に食べたお好み焼を思い浮かべると、よくわかりました。
一つは、温かいまま食べられること。これはだいたい想像が出来ていたのですが、もう一つ大きいのは、ヘラで一口サイズに切って口に運ぶことで、崩れやすい広島お好み焼をひとかたまりのまま食べられること。なるほどね〜。確かに一塊でぱっと口に運ぶのと、箸でボロボロになりつつあるモノを食べるのでは、食感も味も全く違うのでした。
他にも、ひっくり返した時に皮を斜めにおくとパリッと仕上がる、とか、鉄板の温度は店によるけれど300±30℃だ、とか、色々教わり、為になった出張なのでした。「ソニア」は,店長のお母様が新橋に店を出しているそうです.機会があったら行ってみよう.
おまけ)羽田にベンツSLSがどど〜んと置いてありました.iPhoneやiPadでカメラを動かして詳しく覗けるらしいのだけど,アプリをインストールする必要が有り,ちょっと敷居が高いな.
[いいですね] 広島風のお好み焼きは最近食べてないなぁ〜
大葉入りのは美味しそう!ですね♪
私もお好み焼きはヘラで食べる派ですが、そういう理由があったんですね
。
知らずにヘラで食べてました
^^;
投稿情報: けい | 2010/07/30 09:10
けいさん,鋭い!仰る通り,大葉が効いてました.その下にとろろ昆布も入ってて,これがまた良いふんわり感とダシになっていたのですよ.
投稿情報: まさとい | 2010/07/30 12:56