仕事が終わったのは昼過ぎ.那覇空港に直行すれば19時頃には東京に到着できるのですが,ここは敢えて20時「発」の便を予約済み.飛行機の待ち時間(笑)に,もう一箇所回ってきます.
いきなり,本丸から(笑)首里城です.琉球王国繁栄の,そして,終焉の地でもあります.
琉球王国が滅びた後,日本軍,米軍,そして,なんと琉球大学がこの地を使い続け,琉球大学が移転した後,18世紀頃の記録に基づいて再建されたのが今の首里城.建造物自体は築30年以内の”若い建物”ですから,人によっては来てみてがっかり,なのだそうです.でも私は,といえば,かなり楽しめました.
柔らかな曲線を描く城郭に,日本と中国の双方の影響を受けた,美しい門が並ぶとどうなるのか.
南国の空に映える明るい朱色の建物が建ち並ぶ城内が,如何に絢爛豪華であったか.・・・悩むまでもなく,目の前に,その風景が広がっている訳ですから,なかなか想像の及ばない「異国」である琉球王国が如何なる国であったのか,感じるには丁度良い施設だと思います.園内は広いので,ノンビリ午後の散歩を楽しむにはうってつけ.日が傾くまでゆっくりと楽しみました.
おまけ.首里城を後にしたものの,まだ飛行機には時間がある...ということで,ちょっと離れたモノレール「安里」駅まで,歩いてみました.ゆっくり歩いて一時間たらず.首里城から,稜線に沿って長くて真っすぐな下り坂が続いていて,楽ちん.路地の右も左も開けていて,気持ちのよい散歩になりました.・・・で,途中で見つけた,今回一番の可愛らしいシーサーが,今回のおまけです.
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