先日はカイシャの一番エライ人の講話.内容はともかく,細かいところに(無言で)ツッコミを入れつつ聞いてしまうのは,意地悪な私の悪い癖.でも,間違っても本人に直接ツッコンだりしませんので,許してください.(そして,一応ご近所限定にする所なんて,私の小心ぶりを如実に表しているわけです.苦笑)
今回の突っ込みどころは英単語.最近,エライ人は何故か英単語が入るみたい.なんというか,話のところどころに英語のワードをエンベッドするのがクールな感じ?私なんかは,絶対へんな使い方しちゃって恥をかくので,やりませんが・・・.で,まず気になっちゃったのが”behavior”.多分,ご本人は”policy"とか,せいぜい”way of thinking”のような意味で使ってるんだと思われるのですが,behaviorを使ったとたん,とたんにアヤしい文脈に・・・.
「君たちの考え方は世間一般からずれている」が
「君たちの素行は世間一般からずれている」に(苦笑).
まぁ,前者だとしても,ちょっとアレではあるんですが...もしかして,分かっていて敢えて使ってますか?それはそれで問題です(笑).脱線ですが,知ってて敢えてやるのを”確信犯”というのは間違いなんだそうですね.自分の行動が正しいと心から信じきって法を犯すのが確信犯なんだそうで.結局,信じ切っているのか,しらばっくれているのか,は本人しか分からないから,外からの見た目は同じなところが面白いですね.そう考えると,”確信犯”は信じ切っていて,”確信犯的”な犯行はしらばっくれか?などと深読みしてみたりして...さて,今回のエライ人の使い方はどっちの”確信犯”なんでしょうか(笑).
そして,ちょっとかわいかったのが,”エクスパティ”.ほのぼのした感じの響きです.「皆さんそれぞれのエクスパティを持って仕事に臨んでください」.うん,しみじみと伝わっちゃうんですよね.きっと”専門性”です.でも・・・”エクスパート”, ”エクスパタイズ”は聞くけれど,エクスパティは聞いたことがない単語だなぁ.・・・後で調べたら,私の辞書には載っていませんでした.expertise,あるいはexpertismというのがそれにあたるみたい.うわ,エクスパタイズというのはexpertiseとexpertizeという2単語が有るのか!あらぁ,知らんやった.ふむふむ.勉強になりました.エライ人,ありがとうございます!
ハハハ、えらい人は、ルー大柴だったんじゃないですか(笑)?
投稿情報: Lucy | 2009/03/09 14:53
あー。講和の中というか、そこで横文字使う必要あるの?という中に入れ込む人や環境はたまにイラっとしますね。。
「コンセンサスを取ってから」が特に気になりました。昔の昔の昔の職場でしたけど…
投稿情報: Ya-ko | 2009/03/09 16:57
はぁー。今はお話の中でこんなふうに英単語が使われているんですねー
雑誌やテレビを見ても、そこは日本語でお願いします、というのが多いです、私としては(笑)
投稿情報: charan | 2009/03/09 17:31
[いいですね]
私の知ってる英単語は、TOYOTA,NISSAN,docomo,ですが…(笑)
投稿情報: shin | 2009/03/09 19:02
クライアントの女子たちもアジェンダとか、レイヤーとか、
よくわからん言葉を頻繁に使ってますね。
「日本語でいいやん…」って思いますわ~。
投稿情報: ちびちび | 2009/03/09 20:20
そうそう。わざわざ英単語を使わなくても日本語で良いのです。
ただでさえ、日本語をきちんとしゃべれない日本人が多いのにw
投稿情報: 夢猫 | 2009/03/09 20:29
うーむ…ツッコミにキレがないのが惜しいですねー。やはりここはその瞬間思ったままに
「何やねん”エクスパティ”て!! んな単語あるかい!! いや大体のイメージは伝わるけどな!! けどないでそんな言葉!!」
と心の叫びを直球で書かれた方がシャープな感じがして良かったような気がします。と、ツッコんでる記事にツッコんでみました。
ツッコミ気質の方は自分がツッコまれるとかなり動揺するという話を聞いた事ありますが、どうですか?
投稿情報: ゆーぼー | 2009/03/09 20:38
おお!そ,そうだったのか.そういえば,あの怪しい眼光はまさしく・・・(笑).
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 21:09
そうなんですよ.ドンぴしゃな使い方だったら,やっぱり格好良いとおもうんですけれどね.それ,日本語のほうが分かりやすいんじゃないですか?みたいなことも良くあるわけで・・・.
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 21:12
そうなんです.とはいえ,今回のは,それこそルー大柴のように,ちょっと滑稽で面白かったのですよ.講話を聴きながらニヤリとしてしまうのを抑えるのが大変でした.
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 22:33
うはは.shinさんはタイ語をインステッドオブ英語でお願い致します(笑).
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 22:34
れ・・・レイヤーですか.あの,フォトショップのレイヤーではなくて,別の意味で使うんでしょうか???・・・例えば,”5階の会議室”を"第5レイヤーのカンファレンスルーム"・・・とか???でしょうか???
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 22:40
そう!正しくて美しい日本語を話せる人がいいですよね.そこに,日本語だとちょっとニュアンスの伝わりにくい言葉は,ウマい外来語を交えて,となったらカッコ良いのでしょうね.ところで,ニュアンスというのも,日本語ではなかなかニュアンスの伝わりにくい言葉ですね.(笑)
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 22:47
ふっふっふ.良いのですよ.突っ込みは柔らかい方が実は効くんですよ.
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 22:56
[いいですね] う~ん、味があるから許す!のような(笑)まぁうちの社長(僕らはジャイアンって呼んでるけど)も似た様なところあるけど、そこまでの味がないもんなぁ~ということで、僕も一緒に『王様の耳はロバの耳~!!』・・・あぁ少しスッキリした(笑)
投稿情報: ちかぱぱ0723 | 2009/03/09 23:44
うはは.有り難うございます.まぁ,トップがそんなんで大丈夫かぃ?とも思うけれど...
さぁ,ご一緒に!「王様は裸んぼ〜!!!」・・・違いました.
投稿情報: まさとい | 2009/03/09 23:58
文章に英単語を使って良い人はMr.Nagashimaだけです(笑)
投稿情報: Nana | 2009/03/10 01:23
階層・Layerという意味で言ってますね。雑誌の記事をつくる仕事の中で、例えば「見出しAと見出しBはレイヤーが違うでしょ、でも同じデザイン処理をしている。。。だから構成が破綻してるのよ!」ってね(^_-)
最近はオジサン(私)も使うようになってしまった・・・
投稿情報: ちびちび | 2009/03/10 04:42
うははははははは!!オオウケです.
やっぱり,こう,ガッときて,バーンとやって,メークドラマでしょうかね.
投稿情報: まさとい | 2009/03/10 05:28
うわぁ...門外漢の私には完全に宇宙語です.こりゃ...もはや英単語の問題を越え,業界の歴史に裏打ちされた新たな言語体系ですね.でも,想像してみよう・・・
「AとBは,別の記事なのに,同じような攻め方/文法/デザインで構成されている.一つの雑誌で二度使うのは禁じ手なので,このままじゃだめだよ.」
・・・どうでしょう?結構真剣に予測してみたのですが・・・(笑).
投稿情報: まさとい | 2009/03/10 05:40
ごめんなさ~い、余計に混乱させますね。。。(;^_^A アセアセ…
もっと簡単なんですよ。
例えば「スープ別 人気ラーメン特集」って記事があったとします。
「味噌ラーメン」、「塩ラーメン」、「豚骨ラーメン」。。。と見出しが
並ぶ中に「チャーシューメン」が入ると「スープ別じゃないじゃん」
「チャーシューは具材でしょ」「別の食べ物として確立してるしょ」。。。
となって「レイヤーが違う~」と言う表現がでてくるのです。
ややこしいですね。。。一度じかにお話させていただきますよ(^_-)
投稿情報: ちびちび | 2009/03/10 08:01
ちびちびさん、そうだったのですね。すごく良く分かりました。
同列に並ぶもの、同じ土俵に乗るもの、が同じレイヤーにあるものなのですね。
同一レイヤーにある複数の事柄の「同種性」が重要なポイントですね。
投稿情報: まさとい | 2009/03/10 08:25