新まさといの出張報告

引越当日

かくして，8月26日，怒濤の引越劇は以下のようだった訳です・・・

早朝．
アメリカの家最後のベッドから起きたのは早朝．妻はかなり眠そう．前日夜遅く（朝早く）まで，キッチン周辺の仕分けをしていた模様．直前ぎりぎりの頑張りに感心します．チキンな私には到底無理な芸当．

7:12
子供達をスクールバスのバス停まで送迎．まだ夜明け前の薄暗がりの中，出発するバスを見送り，僅かな時間，感慨にふけります．

8:30
予定どおり，ヤマト運輸のトラック到着．ジャストオンタイム．さすが日本企業です！元々の予定では昼前後からの作業予定でしたが，先方の都合もあり，朝一番になりました．こちらとしては後ろの時間に余裕が生まれるのは良いこと．

8:50
なんと，家具レンタルや，こんな朝早く，ピックアップに到着！！先月間違えて取りにきた時は昼頃だったので油断していました．でも，引越屋さんの作業が本格化した後よりはマシ．それより驚いたのは，引越屋さんの一言「我々の作業は丸一日かかりますから，ピックアップ先にやって下さい」・・・え？元々半日の予定だったのでは？？？

8:55
引越や／家具やのバッティングで時間ギリギリになってしまったけれど，友人に売った車の名義変更に出発．本当は昨日申請に行ったのだけれど，なぜか手元に無かったtitle （車検証みたいなもの？）の再発行をしたら「同じ日に2つの処理は出来ない」と言われてしまい，出直したのです．でも今日，名義変更出来るのだから，まだ良し．これが「一週間後に来い」などと言われた日には顔面蒼白になる所でした．今日はあっという間に，無事終了．なんと，控えと一緒にナンバーが手渡され，自分でねじ止めすれば終了．なんて簡単なんだ．（そして，なんで私が中古車やから買った時は，ナンバーが届くまで1ヶ月以上もかかったのだろう？）

9:30
家具レンタル屋，ピックアップ終了・・・と思ったら，洗濯機と乾燥機をすっかり忘れているニィちゃんたち．トラックのリアゲートを閉めようとしている所を呼び止めたら，あらためてピックアップ品のリストを覗き込み「お〜．ホントだ．洗濯機，乾燥機って書いてあるよ〜」．そして再度作業開始．引越の作業で30分ほど二階にいたら・・・いつの間にか居なくなっていました．引き取り確認のサインとか，してないけど，良いのかね？

12:45
なぜか引越作業の進捗は半分くらい．やはり，整理されていないから手こずっているのかな．そういえば日本→米国の時は，運び出し前日に，おばちゃんが3人組でやって来て，楽しくお話ししながら台所回りをてきぱきとまとめて荷造りしていたっけ．男性3人で荷造りから運び出しまで一日勝負というのは，結構大変なのでしょう．私は娘のお迎えに出動．そして，その足で娘の注射へ．A型／B型肝炎の予防接種．なんでこんな日に，と思わないでもないですが，数回打たなくてはいけないうちの最終回らしいのです．針が刺さる前から絶叫大泣きの中，注射自体は問題なく終了．

15:00
黙々と作業は継続．3人の作業員のうち，一番若い人は明らかにムッとしている．「最初は6立方って見積もってませんでした？こんなに多くないって言ってませんでした？」「箱ラベル，60までしか作ってないですよ」「インボイスの用紙，間に合わないんじゃない？」．チーフに向けた文句なのか，私達に向けられたものなのか．でも，残念ながら一番作業が雑なのもこの人．大事な書類を詰め物代わりにしたり，箱の中身がガサガサと動く状態でパッキングしちゃったり，．この仕事を嫌っている様子を全身から発散しています．

15:30
箱詰め最終段階．他の2人が別の仕事にかかっている間，先の若い人と少々お話．彼はイリノイの大学でマーケティングを勉強した．米国女性と結婚し，グリーンカードの関係もあって取りあえず就職した．モーテル暮らしで妻子にもあえない．そして，実は今日辞めるんです，この仕事・・・．
納得です．うん，辞めた方が良いよ．君の場合．・・・とは言わなかったけれど・・・．

15:45
作られたインボイスのチェック中，同じ内容が別の箱番号で2回記載されていることが発覚．これをきっかけに，箱の番号ふり忘れや，インボイスと内容の齟齬が複数発覚．残念ながら，どれも先の若い作業員の担当部分．トラックへの積込み作業を中断し，他の2人を中心に再確認作業を急遽開始．

17:30
なんと，全ての作業を終え，ヤマト運輸のトラックが去ったのは，タップリ一日費やした後の，この時間．チーフが朝言っていた，”丸一日”の言葉は本当なのでした．いやはや・・・．

18:00
友人がプリンタ／エアーベッド／電話機の引き取りに来訪．これでスッキリ，何も無しになりました．後は明日自分たちで持ってゆく手荷物と，明日の朝処分するモノ達だけ．

18:30
友人2家族の待つ，ボーンフィッシュグリルへ．この友人達は，泊まりがけの旅行に何度か一緒に言ったくらいの人達．親密な家族付き合いをして下さり，有り難うございました．

19:00
食事中，気がつく．「あ！！水道局行くの忘れた！！！」昨日廃止手続きに言ったのですが，最後の支払いをどうするか相談し，金曜日の夕方締めで全てを清算し，支払い終了してくれる事になっていたのでした．折角の水道局の方の厚意を無にしてしまいました．何か別途対策を考えなくては・・・．

23:00
食事後，ちょっとだけ土産物の物色をして，家に帰り着いたのはこの時間．さすがに子供達はぐったり・・・かと思ったら，家に着いたとたん，じゃれてるのか喧嘩しているのか，とにかく覚醒して大騒ぎ．ベッドからひっぺがした掛け布団を敷き布団代わりに，毛布を掛け布団とし，雑魚寝で就寝．お疲れさまでした．
そして，今日の感想．・・・う〜ん．終るもんなんだ・・・．・・・でも，ヤマトの人達が来るのが，最初の予定どおり，昼だったら，何が起こっていたのだろう？ラッキーでした．

実質，最終日なのです

もともと一年の期限だったこともあり，余り風呂敷を広げすぎないようにしていたのですが，それでもデスク回りを整理してパッキングするのに2時間はかかりました．

Desk

これで私の米国生活（仕事編），取りあえず片付けてしまいました．あとは明日，何人かの人に挨拶してまわり，ちょっとだけ残った仕事をして，IDカードを返却して，おしまい．

・・・短かったな・・・．

テネシー水族館（海水魚編）

テネシー水族館，午後の部は海水館．最初の展示は・・・テネシー川（笑）．

TennesseRiver_from_aquarium

建物の一番上にある，展示室入り口から見た，テネシー川の眺めです．縦列駐車（船）できる桟橋があるのが面白いです．テネシー川はとても川幅（と，恐らく水深も）が大きく，クルーザーを持っている人も沢山いるのですが，そんなレジャークルーザーに乗ったリッチファミリーが川から水族館に乗り付けたりするのでしょうか．

Stingray

展示室に入り，いきなり出迎えてくれたのはヒョウ柄と水玉模様のエイ達．「オレに近づくなよ！」という雰囲気を醸し出しています．やはり，海の生き物は派手です．

Penguin

次はペンギンくん．とてもアクティビティが高く，泳ぎまくっています．長男曰く「さすがの北島康介もかなわないよ〜」．・・・どうなんでしょうね．100mで勝負してもらいたいものです．

Sea_creatures

Sea_creatures2

海水館は，中央に円筒型の大水槽があり，その周りの螺旋状通路を下って行きます．円筒水槽には結構な水流が設定されているようで，魚達は快調に飛ばして行きます．川魚とはこのあたり，かなり違いますね．動きが速くて，写真にとらえる事ができない．

Jellyfish

螺旋通路の外側には個性的な水槽が並んでいます．こちらはクラゲ．

Nautilus

オウムガイ．見るからに生きている化石ですね．目は「孔」に見えるのだけど，どうも正解らしい．ピンホールカメラ式らしいのです．

黄緑色をして，体長が2mを越える強烈な印象のウツボがいましたが，強烈すぎて写真取るの忘れてしまいました．orz

大水槽を一番下まで下ると，通路の壁が岩肌風になり，所々に水槽の窓が覗いています．海底散歩風です．長男，海底で一休みの図．

Take a rest at seabed

すっかり楽しんだテネシー水族館，出口近くのギフトショップで見つけたのがこれ．大爆笑の後，買ってしまいましたとさ．チャタヌーガ旅行，これにて一件落着．

T-Shirt

テネシー水族館，淡水魚編（チャタヌーガ）

チャタヌーガ旅行2日目．ホテルのフロントに交渉したら，水族館に行っている間，そのままホテルの駐車場に車を停めておいて良いとのこと．今日はなんだかちょっとラッキーな予感？ 徒歩でテネシー水族館へ．

TennesseeAquarium

テネシー水族館．なんとメインビルは淡水魚の展示．海の生き物が別館になっています．ちょっと変わっていますね．すぐそばにテネシー川が有るので，淡水をタップリ採れる，という事情も有るのでしょう．淡水魚の展示というと，水が濁っていたり，コケで覆われていたり，で地味な印象をもっていたのですが・・・結果を先に言うと，予想を覆す，素晴らしい展示でした．

Otter_feeding1

Otter_feeding2

まずはカワウソ．ちょうど餌やりの時間，飼育のおばちゃん「手が臭くなるからキライなのよ〜．君たちやって♪」と子供を誘います．ウチの子供達も当然吸い寄せられてゆき・・・あっという間に生臭kidsの出来上がり（笑），プラパイプに小魚を詰め，水槽に投げ込むと，カワウソ君達が一生懸命つつき回し，出て来た魚を食べる，という仕組みのようです．

Alligator

お次はワニ．なんだか，すごく寛いでます．ペットにしたがる人の気持ちがわからないでも無い．

Piranha

アマゾン川でピラニアとにらめっこの図．うは〜，皆こっち見てる．

Blue_aquarium1

Blue_aquarium2

館内はかなり暗く照明を落としてあり，暗がりから青く光る水槽を見上げるような構造です．水槽そのものもカンカンに明るくしている訳ではないのですが，相対的に十分な明るさです．浮かびあがる魚を眺めるのは，なかなか楽しい．

Big_aquarium

そして，大水槽．流木や桟橋の足（？）が配置され，起伏にとんだ水槽の中をかなりの大型魚がゆったりと散歩しています．静かでゆったりして，とても良い感じ．

Big_aquarium2

Big_aquarium3

鼻先がしゅっと伸びた，長い魚はガーというのだそうです．古代魚っぽくて格好良いですね．他にも亀やチョウザメなど，変化にとんだ魚達が泳いでいました．それにしても，みんなデカい．平均身長2m，という感じです．川魚，ナメてはいけません．

Big_aquarium1

気がつけば，淡水魚の建物を出たのはすっかり昼過ぎ．取りあえずジャックダニエルバーガー(by TGI Friday)で腹ごしらえし，午後の海水編に備える私達なのでした．

TGI_Friday

2008/9/6, ルビーフォール，インクライン，ロックシティ（チャタヌーガ）

ノックスビルから車で2時間．拍子抜けするくらい近い，チャタヌーガ．まずは洞窟「ルビーフォール」へ．この土地は，大きな岩盤が地表を覆っていて，その下が横穴の洞窟になっているのです．

RubyFall1

RubyFall2

これまでに訪れたマンモスケーブやロストシーに比べると，赤，青，白，色んな色でライトアップ，ショーアップされた洞窟です．なんというか・・・洞窟というより，ウルトラマンに出てくる宇宙人の地下基地という所でしょうか．ガイドの人が一応「この岩盤に含まれる元素はナニカニ」と説明するのですが，嘘っぽさが漂う（笑）．そして，洞窟の奥に現れたのは，ご本尊（？）ルビーフォール．

RubyFall3

つまり・・・地下の滝です．ライトアップの色は七色に変わってゆき，スピーカーからは何やら環境音楽みたいな音楽が流れます．

Sam_Rubyfall

・・・サムは大喜び（笑）．私は，あえてコメントを差し控えさせて頂きます．

LookOutMountain_Incline

さて，次はケーブルカー．ナナメ度合いに結構気合いが入ってます．室内なんてスタジアムの観客席並み．

Inside_Incline

それもそのはず，レールは巨大岩盤を登り始める中腹からグ〜ンと角度を増し，山頂崖っぷち目がけて登って行くようになっていました．

Incline_Rail

さて，頂上．土産物屋以外には，特に何も無し．土産物屋で見つけた犬のぬいぐるみを買えと泣き叫ぶ長女に家族全員げんなりし，山頂駅の展望台でちょっと休んだ後，そのまま下山．あ・・・ただし，Samは上機嫌．

Sam_Incline

気を取り直し，ロックシティへ．大岩盤が割れた巨大な岩石がごろんごろん転がる山頂に，コンクリートの散歩道を付けてあり，半分庭園散歩，半分探検みたいなアトラクションです．

RockCity_Bridge

RockCity_BigRock

どうだろ．気持ち良い山頂の空気の中，起伏にとんだコースを歩くのはちょっと楽しい．けれど，凄く良いか，奇麗か，と聞かれると，ちょっと微妙．ルビーフォールもそうなのだけど，”若い男女がふざけっこしながらお散歩デート”みたいなシチュエーションだと楽しいのかな．

RockCity_Observatory

ここはロックシティ一番の見所．展望台．7州が見渡せるのだそうです．・・・といっても，特にランドマークはなく，平らな地面が広がっているだけですが・・・．で・・・Samは雄大な景色に大喜び．

Sam_RockCity

ちょっと割切れないまま，本日の宿泊地，チャタヌーガのダウンタウンへ．う〜ん．Samと私は気が合わないようです．

2008/9/6-7，チャタヌーガ旅行

私：え〜！また行くの？（驚）
妻：行きますよ．（平然）

・・・という訳で，直前シリーズ第二弾，同じテネシー州のチャタヌーガです．

大きな地図で見る

チャタヌーガというのは，テネシー州の南端，ジョージア州との州境に近い地方都市です．20世紀半ばに，深刻な河川／大気汚染に見舞われ荒廃したものの，公害を排除し環境を向上する努力の結果再生した街なのだそうです．地底の滝をライトアップしたルビーフォール， 大きな岩盤の台地を公園にした ロックシティ，それに都市部にある水族館が観光の目玉．
実は，かなり人工的に観光地された様子が気になって，避けていたのですが，”滞在ももう最後だし（て，理屈になってませんが・・・）”行っておく事にしました．

Sam

ところで，彼の名前はSam. 長男のクラスのマスコットです．彼は「サムの日記」というのを持っていて，週末のたびに誰か子供の家に訪ねてゆき，日記を書いてくるのです．（要は交換日記の宿題みたいなもんですな）そんな訳で，長男のリュックにSamを乗せ，一泊二日の旅に出かけたのです．

P80にしました

アドヴァイス頂いた皆様，有り難うございました．ご助言を参考に，数日間考えた末，Coolpix P80を申し込みました．

実は決め手になったのはLUMIX G1のタイムリーな発表でした．なぜか今までなかった，レンズ交換式＋コンデジタイプのボディ（ミラー＆プリズムレスのライブビュー液晶＋電子ファインダー式）の組み合わせに敬意を表し，ここはひとつ，レンズ交換式に手を出すのは，しばしマイクロフォーサーズの動向を見守ってからにしようか，と思い至ったのでした．

P80というのは，合理的と言いますか・・・かなり割り切った企画商品だということも分かりました．でも，絞りとシャッタースピードを自分で設定しながら撮れる訳ですし，強烈な倍率のズームレンズですし，とりあえず機能としてはカバーされてます．これで満足しちゃうならそれで良し，やっぱりレンズ交換式が欲しくなったら，その時はより明確な目的意識を持って取り組めるのでしょう．

さて，どうなる事やら・・・．私自身，本当に一眼レフが必要なのかどうか・・・踏み絵を踏むような気分です（笑）．

E420か，P80か・・・

フィルムカメラ時代のミノルタレンズを3本くらい所有している私（標準レンズとズーム2本・・・だったかな？）．ようやく出て来た手振れ補正＋マトモなライブビューに惹かれ，帰国したらお金貯めてα350か，と思っていたのですが・・・．

たまたま覗いたANAマイレージクラブのプレミアムキャンペーンのページで発見してしまいました．

1. Nikon Coolpix P80を36000マイルで
2. Olympus E420レンズキット(14-42mm f:3.5-5.6)を48000マイルで

・・・ちょうど，あと数ヶ月で期限の切れるマイルがある所・・・．うぉ〜．悩む．

多分，P80にすると，ある程度満足して，一眼レフへの道がちょっと遠のく．でも，暫くこれをいじって，じっくり熟考した上で，さらに進化した次世代の一眼を手にするのは正常な道のような気もする．

E420にすると，とにかく一眼ライフをスタート出来る．後でもう一台オリンパスを追加すれば，夢の2台体勢．オリンパスの爽やかな色合いやボディのコンパクトさ（これはフィルム時代からですね）は魅力．・・・だけど，個人的に手振れ補正が重要なんでは，と思っている事と，これから増えるだろう学校行事の記録を考えると，早晩レンズや，本体すら追加することになりそう．
だいいち，今持ってるミノルタのレンズはどうするんだ・・・．

う〜．悩む・・・．皆さんならどちらを選びますか？普段より写真とカメラに造詣の深いご近所の皆様のコメント，お待ちしております．

ちなみに，私が今使っているのは，前玉の裏側中央にゴミが付いてしまい，露出もピントも今ひとつままならないXacti CG65．これはこれで凄く良い道具（超コンパクトでムービーも写真も撮れる）なのですが，絵については，一緒に出かける友人の一眼は言わずもがな，コンデジにすらかなわぬ世界．P80だってE420だって満足度150%であることは確実だと思うのですが・・・．

ANAさん，お願いです．70000マイルでα350出して下さい・・・．

2008/9/1，乗馬，帰路

最終日は馬に乗っての山間トレイルです．私達が行ったのは1時間のトレイルですが，2,3,4時間，全日と，メニューが揃っています．

Trail_1

団体行動とはいえ，ひとりひとり馬に乗せてもらい，自ら手綱を持って行くトレイルは格別，長男は係の人に引張ってもらってでは有りますが，ちゃんと一人で乗せてもらい，大喜び．長女は私と一緒に乗りましたが，終始上機嫌で，なんだか喋り続けておりました．

HorseBack_Trail

コースはとても気持ちのよい林間コース．結構な勾配の斜面を越えてゆきます．登りは比較的平気そうに上がって行くのですが，下りになると一歩一歩の足音が大きく，重くなり，息も荒くなります．で・・・すぐ休もうとするんですね．すぐ牧場の人が馬をしかり，急かします．すると，馬のほうは，「ふんっ」てな感じで，息を整えて平然と歩き出すのです．あれ，さっきまでゼーゼー言ってたのは，もしかしてちょっと誇張してアピールしてた？

Trail_2

道ばたには背の高い草が生えていて，馬はスキあらば立ち止まって食べようとします．一頭食べ始めると，おれもおれも〜，という感じで集まってきます．牧場の人は叱って馬を隊列に戻すのに必死．なるほど．これが元祖「道草を食う」なのだな．理解が深まりました（笑）．

Trail_horse

そして，こちらが，私と長女を乗せてくれた馬．ありがとう．穏やかで楽しいトレイルでした．

馬を下りて，ノックスビルまでの帰路の途中，何故か思い出したのは日本において来たバイク．まぁ，全然違うものなんですけれど，帰国したら整備して動かしてやらなくちゃなぁ，と思ったのでした．

2008/8/31，川下り，温泉

宿泊したのは，アッシュビルから北に40分ほどの山間にあるHot Springsという温泉町のコテージ．

2日目は，一緒に来た友人家族はゆっくり過ごす予定．私達家族はラフティングに行きます．ラフティングとはいえ，我々が行くのは急流や難所が無いフロートトリップというタイプ．4才以上ならば乗れて，ガイドさん無しの気楽な旅です． 行程（赤い印）は5マイルほど．

大きな地図で見る

私達のラフトは，次の写真で一番上に乗っかっているもの，2列で乗ります．小さめのラフトです．ちなみに，その下に積んであるのは，一人，または二人乗りのダッキーと呼ばれる，カヌーのようなタイプ．大人だったら複数のダッキーに分乗して楽しむのも良いかもしれません．お客はバンに，ラフトは後ろの台車に乗せ，スタート地点まで送ってくれます．もちろん帰りも同じようにゴール地点に迎えに来てくれる．

Raft

で・・・次の写真がフロートトリップ中のもの．小振りとはいえ，二人並んで座るのに問題無い大きさ．重労働を想像していたのですが．実際に乗って見ると，オールはとても軽いし，ラフトはするすると滑るように進むので，思ったよりかなり楽．敢えて難をいえば，舟底がたいらで方向性が甘いので，左右で漕ぐバランスが違うと簡単にくるりんくるりんと回ってしまう点でしょうか．でも，それもなかなか楽しい．

Float_trip

長男にもこがしてみました．あまり戦力になる訳ではないのですが，オールも軽いし相当楽しいようです．

Rowing_boat

この川がそうなのか，あるいはたまたまこの日がそうだったのか，全体に水深が浅いようで，所々，何処をどう通ったって浅瀬の場所が何カ所も有り，その度に石に引っかかって座礁します．最初はオールで川底をつついたり，必死にボートの向きを変えたり，と頑張っていたのですが，そのうち面倒くさくなり，川にざぶざぶと入り，外から押すはめに．．．海パン＋クロックスにしといて良かった〜．

After_rafting

・・・という訳で，終ってしまえば結構へとへと．2時間半の旅を終え，森の中のジャグジーに浸かってまったりと午後を過ごしたのでした．

FireEngine

おまけ．ホットスプリング消防署の消防車です．火消しの現役とは思えないのですが，奇麗に保存されています．イベントとかに出動するのかな