カイシャで使用するメインマシーンはPower Mac G5。既に最新OSからは見放されたものの、2.5GHz dualの64bitマシーンというのは、今考えても立派なスペックです。・・・が、残念ながら壊れました。
頻発する熱暴走と起動不良。
熱暴走しないまでも、爆音を立て熱風を噴き出し、最高速で回り続けるファン。
そんな折、発表されたのが新型Mac mini。Core 2 duoに留まりましたが、満を持してモデルチェンジされたアルミ筐体は、悩まされ続けた熱と音から解放してくれそうです。
という訳で、購入したのは、500G×2台のHDDを擁するサーバーモデル。OS X Serverである必然性は今のところないのですが、むしろ、要らない光学ドライブを廃してHDDを2台詰めた男気のあるハードウェアスペックに、ビジネス用PCとしての魅力を感じました。
問題は、環境の移行。旧MacのHDDには、漢字トーク7の時代からの残骸が残っています。マックドローIIとか。。。これまでは、マシンの更新=HDD容量の大幅UP、でしたから、なんでもかんでも詰めてしまうのが常でした。更新でHDD容量が減るの今回初めて。そこで、中身をチェックの上、最低限必要なソフトウェアの新規インストールと、これまた現時点で生きているプロジェクトのデータのみのコピーとし、古いデータは旧MacのHDDに入れっぱなしにする事にしました。結果、OS、アプリ、データあわせて、全移行容量は300GB弱。”過去の世界”に送られた容量は500GB程度。まぁ、そんなもんですね。15年分のデータが蓄積されているだけで、今すぐ必要な物は限られている訳です。
Power Mac G5の1/3のお値段、十何分の一のスペース効率。動いているかどうか解らないほどの静音性と低発熱。気のせいか、居室のエアコンの効きが良くなった様な(笑)
そして・・・速い!!!愕然とするほどの差に、ハードウェアの進化を痛感するのでした。
2010年も、既に折り返し点。6月末はそんなデジタル大掃除をしてました、という話。
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